子育て応援活動
「子育てで毎日頑張っているお母さんを応援したい」。そんな思いから冨澤ファームでは、子育て応援活動を積極的に行っており、子ども食堂やひとり親お弁当をつくっている場所に野菜を安価で提供しています。
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子どもたちに食べる時間の楽しさを知ってもらいたい
子ども食堂に関わるようになったのは、子ども食堂の運営者から「野菜を提供してくれる農家さんを探している」という相談をもらったことがきっかけです。その時に初めて子ども食堂の存在や、日本の子どもの7人に1人が貧困状態にあること、貧困が非行などの問題行動に大きく影響していることを知りました。様々な家庭環境で育つ子ども達に、周りにもちゃんと見守っている大人がいるということを知ってほしい。そんな思いで、子ども食堂に野菜を提供するようになりました。
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子ども食堂には4代目が自ら野菜を配達しています。その際に子どもたちの様子も見に行くのですが、子どもたちの中には、いつも家ではひとりでご飯を食べているという子や、お金だけ渡されて夜ご飯はコンビニでパンを買って食べているという子もいます。そんな子どもたちから、「食事って楽しい時間なんだ」「人と食べるのがこんなに楽しいなんて知りませんでした」という感想をもらうと、嬉しい気持ちとやるせない気持ちが混ざった熱い思いが込み上げてきて、もっと多くの子どもたちに食べる時間の楽しさを知ってもらいたいと思うようになりました。
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(ある日の子ども食堂のメニュー)
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(お野菜がたくさん入った、栄養たっぷりの心も体も温まるご飯。)
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子育て中のお母さんの支えに少しでもなるように
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「ひとり親お弁当」は、都内のイタリアンの飲食店が始めたプロジェクトです。コロナでお店が営業できなかった時に、お店の経営者が寄付金を募ってひとり親家庭にお弁当を配る活動を始めました。プロジェクトを始めた方も母子家庭で育ったという背景があり、コロナで仕事がなくなってしまったシングルのお母さん達のことを放って置けないという強い気持ちがあったのだそう。そんな思いに共感し、冨澤ファームではひとり親お弁当に野菜を提供したり、お金を寄付しています。
そもそも、4代目が子育て応援活動をしたいと思ったのは自身の子育て体験がきっかけ。子育ての大変さやお母さんのサポートが大切なことを身をもって知り、「大変な思いをしているご家庭のために、何かできることがしたい」と思うようになりました。その思いが子育て応援活動に繋がっています。
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子育て中の家庭を応援したい。お母さんと子どもたちを両面から支えたい、ひとりでも多くのお母さんや子どもたちを幸せにしたい、そんな思いを胸に今後も活動していきます。