冨澤ファームに集まる人たちを紹介！

学生から家族連れ、飲食店の方たちまで冨澤ファームにはいろんな方が集まってきます。別々の場所からきても、なぜか畑で一緒に農作業をしているうちに打ち解けて新たなつながりができてしまう、そんな魔法が冨澤ファームにはあります。今回は代表して『東京オーブン赤坂』の経営をされている渡邉さんと『Farm to Bakery』店主の大越さん、従業員の堀さん、学生ボランティアの山口さんを紹介します。

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『東京オーブン赤坂』では冨澤ファームで作られた野菜を使った料理を提供。月に一回のペースでレストランのスタッフ、時にはお客さんまで連れて冨澤ファームで農業のお手伝いをしてくれます。冨澤ファームとの出会いは2013年。レストランを経営するにあたり農家の方と信頼関係を築きたいと思っていた渡邉さん（写真前列真中央）。畑を手伝わせてほしいと申し出ても、多くの農家に断られました。そんな中、引き受けてくれたのが冨澤ファームだったそうです。

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渡邉さんと冨澤ファームは、恩送りと恩返しの関係を築いてきました。2019年に台風が冨澤ファームの畑を襲い、多くのナスが倒れた時、渡邉さんは20キログラムの茄子を買い取り、レストランで料理して売り出してくれました。一方、コロナウィルスが流行しレストランの経営が厳しくなった時、冨澤ファームの加工場を渡邉さんに貸し出し、パウンドケーキの製造と販売を開始。お互いパートナーとして相手が良くなるために何ができるかを考えながら今後も協力しあっていきたいと語ってくれました。

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そんな渡邉さんに紹介されたのが『Farm to Bakery』の大越さん（写真左）。昔の職場の仲間を引き連れて、月一回援農に来てくれます。自分だったら第三者を招き入れて仕事をするなんて失敗すると思うと語る大越さん。失敗するのをみたら怒ってしまいそうだと言います。でも冨澤さんは大人数引き受けて失敗があったとしても広い心で受け止めてくれる。きっと見えないところでそっと作業をしているのだろう、と。

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冨澤ファームの援農を自分の仕事に関わりがある人、お客さんにも全員おすすめしたいと語る大越さん。一緒の目標に向かって、汗を流し、風や生き物の生命を感じながら作業すると清々しい疲れが出てくるそうです。

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冨澤ファームはもはやファミリーだと語る大越さん。これからも冨澤ファームと一緒に取り組みをしていきたいそうです。

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冨澤ファームの従業員として働く堀さん。冨澤ファームとの出会いは短期大学の授業でした。4代目が非常勤講師として教えている短大の学生だった堀さん。卒業後は給食センターに就職しましたが2ヶ月で退職することに。そんな時思い出したのが冨澤ファームの農業でした。はじめはちょっとやってみようと思って始めたのが、今は本気で農家を目指すように。今までいくつかの農家で働いた経験がある堀さん。冨澤ファームは他の農園とはちょっと変わっているようです。「冨澤ファームが他と一番違うところは、『コミュニティ、場の農家さん』という点です。学生さんも快く引き受けて、緊張しないようたくさん4代目が話しかけてます。その人柄にみんな惹かれてまた来たくなってしまうのだと思います」

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農業に興味がある方だけでなく、誰でも来れる場所。来たら悩みが解決してしまう場所。そんな魅力が冨澤ファームにあるようです。

千葉県に住む山口さん（写真右上）。大学で農業について学ぶ学生さんです。周りに自然や畑がない場所で育った山口さんは昔から自然や農業に興味があったそうです。冨澤ファームとの出会いは、We farmという関東近郊の若者と生産者が集まって作ったコミュニティ。4代目の主催する都市農業についての勉強会に参加したことを機に、援農に訪れるようになりました。訪れた当初は都会の中にある冨澤ファームの畑の広さに驚いたようです。農園に来る度、いろんな方に出会うので楽しいと語る山口さん。冨澤ファームに母親を連れて行ったこともあるそうです。「自分の興味あるフィールドに身内を連れて行けるのってすごく楽しい。ふつうのコミュニティではありえない交流ができている」と教えてくれました。通い続けたくなってしまう秘密は農作業。苗づくりのポットに土を入れる作業をしたら、次は種を植える作業。ここまで来たら芽が出るところまで見届けたくなってしまうようです。「以前、冨澤さんが農業はレジャーになると思うと言ってすごくしっくりきたんです。都会で育った私にとって土や植物に触れるだけで十分レジャー。援農をすることはテーマパークに行くのと同じくらいの意味合いだなと思うんです」

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冨澤ファームに訪れるさまざまな方たちに魅力を語ってもらいました。いろんなバックグラウンドを持つ人を惹きつけてしまう冨澤ファーム。あなたはどんな魅力を感じるのでしょうか。ぜひあなたなりの魅力を発掘しに冨澤ファームに遊びに来てみませんか？