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2024夏野菜フェス

参加者総勢55名!大盛況の中、第2回冨澤ファーム夏野菜フェスが開幕

2024年7月28日(日)、東京都三鷹市北野の冨澤ファームで「夏野菜フェス」が開催されました。当日、現地を取材したファームメンバーによるイベントレポートをお届けします!

【元気な挨拶からイベントがスタート!】

良く晴れた7月下旬の日曜日、三鷹市北野にある冨澤ファームで夏野菜フェスが開催されました。参加者は初参加の方も含め総勢55名となり、和気あいあいとした雰囲気の中、イベントが開始!

まずは、農園主・冨澤さんにより開会の挨拶と、運営メンバーの紹介を行いました。

テントの下にみんな集合。「おはようございます!」と気持ちの良い挨拶からイベント開始です!

 【最初は農作業で、体を動かそう!】

よっこいしょ!各所から聞こえてくる元気なかけ声と笑い声

フェスの最初の時間は、「援農」の時間。援農とは、農家さんの農作業をお手伝いすること。まずは、長さ25mプール2個分の作付けがあるさつまいもの作業を参加者全員で行いました。春に苗を植えて、秋に収穫時期を迎えるさつまいもは、夏の時期、もくもくと地面の上につるを伸ばしていきます。今回行った「さつまいものつる返し」という作業は、地表に伸びたつるから新しい根を出さないようにするため、同じ場所に積み重ねていく作業。体全体を使うため、なかなかに大変な作業でしたが、畑の中からは絶えず笑い声が。「大変な作業もみんなでやれば楽しいね!」と冨澤さん。農業の苦労と楽しさ、そして共同作業の醍醐味がちょっぴりと、感じることが出来ました!

【夏野菜の出荷作業も体験!食べられるまでの工程を学ぶ時間に】

参加者に用意された夏野菜の出荷作業の様子。収穫から出荷されるまでの工程に皆さん、とっても興味津々でした!

 

さつまいものつる返しを終えた後は、夏に旬を迎えるなすやきゅうり、枝豆など、夏野菜の出荷作業を行いました。冨澤ファームのイベント運営メンバーから作業手順を伝授してもらい、みんなで質問をしあいながら作業を進めていきます。選別する際は、実際に手にとって一つ一つ、野菜のサイズを確認しながら袋詰め。冨澤さんによると、今年の猛暑の中で、特になすは大豊作のようで、どのなすもツヤがたっぷりで、大きいサイズばかり!皆さん、興味津々で採れたてのなすやきゅうりを手にとり「これはMサイズかな?」「どれも美味しそうだね〜」と談笑をしあいながら作業を楽しんでいました。

また枝豆の出荷作業では、豆を莢から外すところから行いました。マメモーグという専用の機械を使って、効率よく莢から豆を外していき、その後、洗浄機できれいに仕上げていきます。機械を使ったスピーディーな作業にこちらも皆さん、興味津々!洗われた枝豆と作業を終えた皆さん、どちらとも炎天下で輝きを放ち、どこか気持ちよさそうな様子でした!

 

【畑ツアーで知る、野菜の生きている姿と楽しい知識】

援農の後は、希望者のみで冨澤ファームの畑ツアーが開催されました。3か所に畑がある冨澤ファームの「サイド2」と呼ばれる畑へ訪問し、さらに畑のことを楽しく学びます。

先ほど出荷作業をしたなすやきゅうりを始め、これから旬を迎える長ネギなどが育っている様子を見ることが出来ました!

写真は、フェスに参加された栄養教諭のお一人が、仲間の管理栄養士へなすの栽培知識を伝授している様子。よく冨澤ファームへ援農に来るこの方は、冨澤さんから旬の野菜の情報を教えてもらい、給食便りと一緒に子どもたちに伝えているんだそう!生きた知識が畑を超えて、食卓の場でも活躍しているそうでした。

 【お待ちかね!赤坂の名店シェフによる野菜たっぷりのランチが登場】

出来立てをパクリッ!援農後の体に、採れたての野菜を使ったランチはまさに絶品!

 

時間は正午過ぎ。いよいよ、皆さんお待ちかね、フェスの目玉となるランチ会が始まりました!料理に腕を奮ってくれたのは、冨澤ファームに愛を寄せるプロの料理人達。赤坂で「野菜と酒 Sprout」という店を営む料理人の大越さんを筆頭に、「グットイーター」という名前で食を探求されているかえるさんや管理栄養士で食材スタイリストのみーるさん、普段は冨澤ファームの援農イベントで賄いを作っている栄養士3名が計10品を振舞ってくれました。料理が運ばれてくると、援農で疲れていたはずだった皆さんは、一斉に「わ~!美味しそう!」と元気よく大歓声でシェフ達をお迎えに。冨澤ファームで採れた夏野菜を使った数々の料理は、味はもちろん見た目にも工夫が施され、まさに「夏野菜フェス」にぴったりのビュッフェテーブルが登場しました!

 

▼当日のラインナップはこちら▼

▪焼きとうもろこし

▪ゴーヤーの浅漬け

▪焼き野菜マリネ

▪3種のパティソースで頂くおつまみクラッカー

ソース:枝豆とくるみのパティ、なすとアンチョビのパティ、ビーツとひよこ豆のパティ

▪とうもろこし入りおにぎり

▪薬味たっぷり!冷や汁

▪明太子入りだし巻き玉子

▪フライドポテト

▪スペアリブ

▪まるごとスイカのフルーツポンチ

 

【フェスも後半!最後は音楽で癒されよう】

フェス後半の目玉は、人を楽しませることが大好きな冨澤ファームらしい「ステージ企画」の時間でした。昨年と同様に、冨澤ファームの近所に住むミュージシャンのお2人が、トップバッターで場を温めます。2人が奏でる少しワイルドな歌詞とリズム感のある音調に、子どもも大人も釘付け!自然と会場全体からは手拍子が始まり、あっという間に冨澤ファームは野外音楽フェスの会場に一変しました。その後、ダンスを得意とする参加者から飛び入り参加でパフォーマンスが振舞われ、最後の最後までフェスは大盛況の熱狂に包まれていました。

 

【今年も楽しかったね!来年に向けて、みんなで「はい、チーズ!」】

お腹も心もいっぱいになったところで、今年の冨澤ファーム夏野菜フェスを作り上げたみんなの記念に、メイン会場の前で集合写真をパシャリ。「初めて参加したけれど、援農もランチ会も全部楽しくて来年もまた来たい!」と初参加の親子さん。畑と初めましてでも、ベテランさんでも、どんな方でも魅了する冨澤ファームの懐の大きさに今回も満を持したところで、フェスは閉幕となりました。また来年の冨澤ファーム夏野菜フェスに乞うご期待!ですね!

 

 

〇編集後記

昨年から開かれるこの夏野菜フェスで、初めて冨澤ファームを訪れる方も多いよう。2年前から冨澤ファームにお世話になっている私は、この事を聞いて、初めて訪れた時の感動を思い出しました。記事にも書いた通り、冨澤ファームは初めましての方もベテランさんもみんなが居心地の良い農園です。年齢も性別も職業も関係なく、畑の上ではみな平等!農園主・冨澤さんが創り上げる園は、園を訪れる人々の第3の居場所になっています。冨澤ファームの今後に期待を寄せて編集後記と致します。最後までお読み頂き、ありがとうございました!

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